馬との暮らしから学ぶというスタイル
ー 放課後等デイサービス 馬担当スタッフ(児童指導員)募集 ー
こどもデイサービスうまくら は、学校に馴染めない、通えないという子どもたちのもう一つの居場所として、また発達の遅れや障がいを持つお子様がホースセラピーを体験する場として、放課後等デイサービスという児童福祉サービスを利用する形で2020年2月に活動を始めました。
埼玉県西部比企丘陵にある里山の森の中に、馬、犬、猫、鶏などの動物たちが暮らしている牧場があり、そこが子どもたちの暮らしのフィールドです。一日の始まりは、森の中に放牧されている馬のボロ(馬糞)取りから始まります。牧場で暮らすみんなが健やかでいるための様々な仕事は子どもたちの担当です。そして思いっきり体を使って遊んだり、物づくりをしたり、畑や田んぼなど土仕事をしたり。。。遊ぶこと働くこと学ぶことが一連となった暮らしをしています。
動物も植物も人間も木々も小鳥たちもみんなが繋がり生きているということを、知識ではなく毎日の生活の中で肌感覚で知ること、そして環境(他者)との結びつきをしっかりと作ることで心の安全、安心を確保し、子どもが成長していく上で欠かすことができない根幹の部分をしっかりと養うことができると考えています。
求める人物像
・自然の中での活動、動物が好き
仕事場が森の中の牧場です。馬が草を食んでいるそばで遊んだり、犬と一緒にサッカーをしたり、鶏をよけながら鬼ごっこをしたり。毎日がそのような暮らしです。雨の日はちょっと憂鬱だし、心地よい風が森を通り抜ける時は最高だし、屋内と違い毎日いろんな要素に左右されながらの日々で、うまくいかないことも多いですが、それこそがミソだと思える方には魅力のある職場だと感じてもらえるはずです。
今回は馬担当のスタッフを募集ですので、馬が好き、動物介在療育(教育)を学びたい、馬と人の関わりについて興味がある、という方を募集いたします。
・ともに遊ぶ・学ぶ
大人の役割は、子どもたちに何かを教えるというのではなく、大人も子どもと一緒に遊び、楽しみ、感じて考えて。。。子どもたちと向かい合うのではなく、子どもたちと同じ方向を見て、動物たちや自然の営みからともに学ぶことを目指しています。人間も動物も植物も、身の回りの自然環境も視野に入れた上で、伸び伸びと健やかに幸せに暮らすためにはどうすればいいのか?を問い続け、自分たちができる小さな一歩を歩み続けて行きたいと思っています。
・自分たちでスタイルを創っていくこと
動物たちが暮らす牧場が活動のフィールドであること、またフリースクールのような形であること、牧場に来所している日は学校の指導要録上の出席扱いとなることなどは、全国数多くある放課後等デイサービスの中でも、まだまだ珍しい新しいスタイルですが、このようなスタイルを必要とするニーズは多く、問い合わせが続いています。既存のルールに囚われることなく、現在の学校システムに馴染むことが難しい子どもたちが自信を持って生きていくことができる新たな社会を一緒に創っていきたいという思いのある方、ぜひご一緒しましょう。
仕事内容
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動物たちの世話、牧場の環境整備
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馬のトレーニング、乗馬レッスン
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子どもたちの活動を共にすること
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子どもたちの送迎
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活動記録、予約受付など事務仕事
馬との関わりは未経験の方でも丁寧にお教えします。今いるスタッフはみんな未経験から始めています。最初は馬について学んだり、牧場生活を身につける研修期間があります。その後、子どもたちに伝える側に回ったり、逆に経験豊富な子どもたちから教えてもらったりと、働きながら学ぶスタイルです。
募集要項
●雇用形態 常勤
●募集人数 数名 馬担当スタッフ(児童指導員)
●応募資格
職務内容上、牧場近隣にお住まいを移していただく必要有り(社員寮あり)、マイカー通勤可能な方。
普通自動車免許が必須です(AT限定可、社用車での送迎業務があります)
児童指導員任用資格の有無は不問です。
●勤務地 埼玉県比企郡滑川町福田2120
●給与 月給 175000円〜/月、賞与有り、週休2日(平日)
*(3ヶ月の研修期間あり)
●就業開始期間 2024年1月〜(応相談)
●応募締切 2024年3月末日
ただし、書類選考、面接等は期間中随時行いますので、採用者が決まり次第応募終了します。
選考方法
1. 書類選考
志望動機と履歴書(指定なし)をメールでお送りください。
2. 活動見学、一次面接
牧場にて日常の活動や仕事を見学、体験していただいた後、一次面接を行います。
3. 二次面接
実際に体験してみた感想をお聞きしながら、二次面接を行います。
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